映画

【映画の感想】HERE時を越えて

フォレスト・ガンプのスタッフ再結集!とか聞いたらそりゃ観に行くよね〜

“フォレストガンプは昔ジュディマリのYUKIちゃんが好きな映画としてあげていた!”

そんな世代の筆者であります

…ということでこの記事では映画HERE時を越えての感想など綴っています。多少ネタバレありますのでご注意を!

定点カメラ越しに覗く 地球上のとある1箇所で起こるドラマ

フォレストガンプの何がいいかって、ひとつはその壮大さにありますよね〜

激動のアメリカ史と共に一人の人間の一生が描かれる、、長い年月と時代のうねりを感じられるようなスケールの大きさが魅力のひとつかと思います

HEREではどうだったかというと…なんと!はじまりは恐竜の絶滅から描かれるという……

冒頭から驚かされました〜

隕石が落ち氷河期を越え生命が復活し人間が誕生し木を切り家を建てその家で人が生まれたり死んだり祝ったり喧嘩したり……様々な出来事が起こるのです

んでその間ずーーっとカメラ動かないのね…!!

そこでこの映画につくりに気づく、HEREってそういうことか、と。

一点からのみの撮影とか何て斬新なんだろう…!

でで、ラストですね!

ラストのみカメラが初めて動くんですけど、このシーンは私はもう号泣でしたーー

人生の終盤に思い出すことは、実は何気なく過ごす日常的なワンシーンなのかもしれませんよね

時系列ごちゃまぜで複雑!!

んで、この映画複雑!ね〜

時系列が行ったり来たり、しかも画面の一部のみ時代が違ったりとか…登場人物も多いし

んーこれ誰だっけ?

って何度も思ったよ笑

でもね、メインの人物は自然に残っていくし分からない人いてもさして問題はありませんでしたね

いろんな人物が登場して日々の暮らしやちょっとしたイベントや事件があったり、それを離れたところから俯瞰しているような感覚になる作風なので、不明な細かいところは流しつつ要所のポイントや心に引っかかっるシーンに注目してみたり…

複雑さも楽しめました。

やっぱり社会派!歴史を知っているとより楽しめる!

そしてやっぱり社会派ですね!

フォレストガンプと同じく、歴史的な出来事や時代の雰囲気なんかの知識を持っているとより理解が深まるし楽しむことができますね!

分からない箇所はちょっと悔しくて後で調べてみたり…笑

知的好奇心が刺激されました…!

HEREの舞台はアメリカのジョージア州 ウィリアムフランクリン??

私がわからなくて鑑賞後に調べたのは、このお話の舞台の家の向かい、植民地時代に建てられた歴史的建築物に住んでいたという「ウィリアム・フランクリン

アメリカ陸軍の将軍だったそうだけど、ジョージア州とは縁があったのかは??でした…

何か分かったら追記しまーす

HEREは現実的だ…!

フォレストガンプは実際の出来事や人物を登場させリアルでありつつもどこかぶっとんでいて夢物語…ってイメージでしたが(本当あれは“チョコレートの箱”ですよね〜)

HEREはとってもリアル、現実的でしたね。

時代ごとの家庭の問題だとか…やっぱり監督も年齢を重ねたわけで、長年生きてこそと分かる感覚とかあるんだろうなーなんて想像を巡らせました。

私も若い頃にフォレストガンプを、40過ぎてこのHEREを観ることができて何かとってもしっくりきたよ。現実ってそうよね、と。

でもどちらも好きだな〜

そして私はいくつになっても夢物語も楽しみたいので、、久々にフォレストガンプを再鑑賞しよーっと♪

そうだ…!!トムハンクスの若い時代は特殊メイク!??自然でまじまじと見つめてしまったー!!!笑